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県立広島大学 助産学専攻科では、「助産診断?技術学Ⅰ」の授業の一環として、
妊娠前~妊娠期?授乳期の栄養について学ぶ講義を行っています。
今回は管理栄養士の外部講師をお招きし、専門的な視点から“食と命のつながり”を学びました。
この授業の目的は、若年女性に多く見られる食生活の課題を理解し、
妊娠前からの食習慣が胎児の健やかな成長や、母体の健康に深く関わることを知ること、
カフェインや有害物質、感染症など、注意すべき食品や状況についても学びます。
学生たちは、自らの食生活を振り返りながら、
「楽しく、無理なく続けられる食習慣」について意見を交わしました。
講師の先生のあたたかく親しみやすい雰囲気もあり、講義中は活発な質問や意見交換が行われ、
学びを深める貴重な時間となりました。
この授業の後から、学生の食生活も少し変化をしているようです。
お昼ご飯に、キウイを持ってくる学生が増えました。
この学びを活かして、まもなく調理実習です。
命を迎える準備は、日々の食卓から始まっています。
私たちは、正しい知識と実践力を持った助産師を目指して、これからも学びを続けていきます。