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県立広島大学では、高等学校における「総合的な探究の時間」をサポートしています。
5月28日(水曜日)に三原高校の生徒26名が来学しました。
事前に生徒たちで話し合って決めた「(1)健幸ファクトリー」、「(2)にこにこケア隊」、
「(3)マタニティライフ」というテーマについて、3つのグループ分かれてグループワークを実施しました。
「(1)健幸ファクトリー」、「(2)にこにこケア隊」のグループでは、どのような方達を対象とするのか、
何を調査するのか、その目的は?など、漠然としていたテーマについて関連する資料を
タブレットで検索して検討していきました。
保健福祉学部の1年次生4名がグループに参加し、資料の検索の仕方やキーワードの入れ方などを
アドバイスしました。
「(3)マタニティライフ」のグループの生徒さんたちは、まず、自己紹介を行い、
次に妊婦体験ジャケットを装着し、いろいろな生活動作(椅子に座る、立つ、寝ころぶ、階段昇降など)を
実際にやりながら、自分たちがイメージしていた以外の生活のしづらさを体感していました。
グループワークでは、教員からもアドバイスをしながら、妊婦さんの生活のしづらさや家族のサポート、
社会での受け入れなどの現状について意見交換を行い、今後調べる内容を検討していました。
今後も、各グループのテーマについて、三原高校の生徒さんたちと意見交換をしながら
探求の時間のサポートをしていく予定です。