小型PC「ラズベリーパイ」を活用した農業センサの組み立てDIY講習会を高野で実施
小型PC「ラズベリーパイ」を活用した農業センサの組み立て講習会を2025年3月7日にJAひろしま高野支店で行いました。地域資源開発学科の甲村、谷垣、古山の3名の教員によって庄原市高野のトマト農家の皆さんを対象に、小型PC「ラズベリーパイ」を活用した農業センサの組み立て講習会が開催されました。本講習会では、農業分野でのIoT技術の活用を学び、実際にセンサを組み立てる体験が行われました。
まず、古山による講演が行われ、ハウスなどの環境制御機器の現状や、安価に設置する方法について説明されました。さらに、実際にこの技術を導入した際の効果について、収量が大きく増加する可能性があることが紹介され、参加者の関心を集めました。
続いて谷垣の講演では、参加者がラズベリーパイを用いた農業センサの組み立てに挑戦しました。各自でセンサを組み立てた後、取得したデータを谷垣が開発したアプリを使用して可視化し、データの活用方法について学びました。参加者からは「自分でセンサを作ることで仕組みがよく理解できた」「導入を検討したい」といった声が聞かれ、実践的な学びの場となりました。
本講習会を通じて、最新の技術が農業の現場にどのように活かされるかを学ぶ貴重な機会となりました。今後はトマト植え付け時期に実機の導入を予定しています。なお、本講習会はbbin视讯平台_bbin游戏官网¥注册下载6年度県立広島大学重点研究(地域課題解決研究)「新規就農者の確保に向けた有効な制度の解明とスマート農業導入の継続的経営評価の構築」の予算で実施しました。
外はまだ積雪の多く残るJAひろしまたかの支店で開催 最初に古山が講演
続いて谷垣が実際のモニタリング装置の作成について説明
懇切ていねいな指導を実施
二人が主体で作成指導
スマホでのモニタリング画面です